中小企業の経営課題をITで解決させるなら DX / IT 経営推進サポート

DX/ITで経営課題を解決させたい。でも、企業のDX/IT化をどう進めていけば良いかわからないと悩んで結局諦めていませんか?

オフィスキシガミなら豊富な経験と、中小企業診断士及びITコーディネータの知識により企業のDX/ITを推進させることができます。

中小企業のIT化がますます必要な時代に

中小企業のIT化は、近年その技術進歩により安価で簡単に行えるようになっています。30年ほど前はスクラッチ開発が主流であり莫大な費用が掛るため大企業中心でIT導入が行われいましたが、パッケージソフトを利用することで費用が抑えられるようになり中堅中小企業に広まっていきました。そして現在はクラウドアプリを利用することで安価にIT導入をすることができるようになり、ほとんどの企業がIT化を進めることが可能になっています。

新型コロナ感染症流行の影響で、中小企業の事業方針におけるIT化の優先順位が高まっています。中小企業庁:2022年版「中小企業白書」 第2節 中小企業におけるデジタル化とデータ利活用 によると、感染症流行前(2019年時点)から2021年時点に至るまで毎年徐々に優先順位は高まっており、事業方針におけるデジタル化の優先順位が高い又はやや高いと考える企業は2割以上増えていることが分かります。

中小企業白書のデータを元にグラフ作成

外部環境の大きな変化に対応するためにIT化が進むことは良くあります。その流れに乗り遅れると競合に負けてしまうかもしれません。IT導入の費用が安価になりどんな企業でもIT化を進められる時代になっており、企業のIT化はますます必要になっています。

※IT化とデジタル化は同じことを指しています。

ITはこんな経営課題を解決するのに役立つ

ITは直接的又は間接的に、様々な経営課題を解決するのに役に立ちます。現在のクラウドアプリは用途に合わせて何百種類とあるので、どのような経営課題に対してもマッチするものが見つかります。

中小企業の経営課題の一例

  • 売上拡大
    新規顧客開拓、顧客維持の強化
  • 製品力・サービス力の強化・革新
    品質経営の強化、新製品・新サービスの開発
  • 低コスト経営への転換
    製品実績原価の見える化、在庫圧縮
  • スピード経営への転換
    開発期間の短縮、製造リードタイムの短縮
  • 人材育成
    組織・社員のやる気・能力向上

中小企業のIT化の挑み方

企業のIT化には大きく4つの段階があります。※IT化とデジタル化は同じことを指しています。

段階1紙や口頭による業務が中心で、デジタル化が図られていない状態
段階2アナログな状態からデジタルツールを利用した業務環境に移行している状態
(例)電子メールの利用や会計業における電子処理など、業務でデジタルツールを利用している
段階3デジタル化による業務効率化やデータ分析に取り組んでいる状態
(例)売上・顧客情報や在庫情報等をシステムで管理しながら、業務フローの見直しを行っている
段階4デジタル化によるビジネスモデルの変革や競争力強化に取り組んでいる段階
(例)システム上で蓄積したデータを活用して販路拡大、新製品開発を実施している
中小企業庁:2022年度版「中小企業白書」より抜粋

多くの中小企業は段階2か段階3の状態だと思います。

中小企業がIT化に挑むためには、現状どの段階に位置するかを把握し、1段ずつ上げていく必要があります。

IT化は組織文化に馴染ませなければ上手くいきません。徐々にIT化を進める必要があります。一挙に段階4を目指して相応のITを導入しても、社員が付いてこれず成果が上げられずに終わる可能性が高いです。

企業をIT化するのに必要な人的リソースは?

企業のIT化は、クラウドアプリやソフトウェアを提供するITベンダーに頼めば解決してくれると考えている経営者がいらっしゃると思います。しかしながら、ITベンダーは主にIT導入中心の支援をするので、企業をIT化するための必要な役割が不足しています。

私は、企業をIT化に導き成功させるための必要な人的リソースは、大きく4つのグループがあると考えています。

1.経営者

役割は、IT化の指針や目標を具体化し、自ら推進を明言し、従業員、取引先等にITの活用の動機付けをすることです。

2.企業内のIT推進者

役割は、IT化を推進し、実現させることです。

IT化を進める上で特に重要な役割であり、その必要な知識・スキルは次の通りです。

  • ITについて基本的な知識を有し利用者視点での改善や変革の実現に向けた青写真を構想できる
  • 自組織のIT活用の成熟度(組織もしくは業務毎に、中小企業のIT化の挑み方に記載した企業のIT化の4段階のどれに当たるか)を理解している
  • 企業経営、戦略に関する基本的な知識やスキル、現場の業務プロセスを理解している
  • 社内外の変化を敏感に捉える観察力とそこから未来を洞察する力や収集情報を分析、解析する力を持っている
  • 関係者との対話的なコミュニケーション能力を持っている

3.企業内のIT利用者

役割は、現場でITを活用して業務を効率化することです。

4.ITベンダー

役割は、企業にITを導入すること、また、IT運用時のサポートを行うことです。

これら4つの役割を行う人的リソースが揃って、初めて企業のIT化を進ませることができます。

しかしながら、小規模の会社ですと、1~3までを経営者自ら担当することになるかもしれません。また、中小企業に、IT推進者に必要な知識・スキルを全て兼ね備えた人員がいることは大変稀です。その場合は、外部の支援者を引き入れて補う必要があります。

経営者や企業内のIT推進者を支援するための知識・スキルを兼ね備えたプロフェッショナルが、ITコーディネータです。

DX / IT 経営推進サポートの内容

中小企業診断士及びITコーディネータが持つ知見とノウハウを活かし、DX/IT化を推進したい企業に対して、経営診断、IT戦略の策定及びIT戦略の実施をサポートします。

弊社がサポートしている内容は下記の通りです。

  1. 経営診断を行い経営課題を明らかにします。
  2. 現時点でのIT化の状況を診断します。診断にはITコーディネータが開発した「ビジネス競争力診断」を用います。
  3. 課題を解決するIT(クラウドアプリやソフトウェア等)を提案します
  4. 事業戦略、IT戦略を貴社と共に策定します
  5. 戦略に沿った実行計画を貴社と共に策定します。
  6. 貴社と共に実行計画を実施します。
  7. 実行計画の実施後の評価を行います。

必要とするサポートがございましたら、弊社のDX/IT経営推進サポートのご利用を考えて頂ければ幸いです。

DX / IT 経営推進サポートの実施方法

基本的には、貴社を訪問し打ち合わせを中心に進めさせて頂きます。
訪問頻度や時間は、貴社の抱える課題、問題や貴社の企業規模等を元に調整させて頂きます。

①訪問

DX/IT経営推進サポートの支援方法①訪問

基本的には、貴社を訪問し、経営者様又はIT担当と打ち合わせや共同で作業を行います。

②オンライン会議

DX/IT経営推進サポートの支援方法②オンライン会議

遠方の場合や緊急の場合は、オンライン会議により打ち合わせを実施します。

③資料作成等の持ち帰り作業

DX/IT経営推進サポートの支援方法3③持ち帰り作業

調査や各種資料作成等が必要な場合は、弊社に持ち帰り作業を行います。

④ビジネスチャット

DX/IT経営推進サポートの支援方法3④ビジネスチャット

弊社との連絡はビジネスチャットを使用して頂きます。
※ビジネスチャットツール「チャットワーク」を使います。

DX / IT 経営推進サポートの料金体系

1時間 18,000円(税込19,800円)

小規模事業者に限り
1時間 10,000円(税込11,000円)

打ち合わせや個別作業の時間分を請求させて頂きます。
※交通費は別途請求

小規模事業者の定義は以下の通りです。

業種従業員の数
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業その他20人以下

DX / IT 経営推進サポートの申込方法

まずは下記のお問い合わせボタンより弊社にお問い合わせください。

現在、受付を行っています:残り1社

※代表が対応しますので受付件数には限りがあります。

DX / IT 経営推進サポート申込の流れ

問い合わせ対応
要望確認およびサポート内容の補足説明をします。
オンライン会議(ZOOM)、もしくは、近場であれば訪問によりコンタクトを取らせて頂きます。
サポート内容にご理解頂ければ、次の段階に進ませて頂きます。
サポート内容の詳細打ち合わせ
基本的に訪問によりコンタクトを取らせて頂きます。遠方の場合やご都合に合わせてオンライン会議(ZOOM)でも行います。
実施するサポート内容、支援する頻度(訪問する頻度)や時間、支援方法等を調整させて頂きます。
契約
正式に契約を結んで頂きます。
基本的に電子契約にて行います。
DX/IT経営推進サポートの実施
報酬の支払
月末締めで翌月に報酬を支払って頂きます。
日程は10日(休日/祝日の場合は翌営業日)希望です。

貴社にとってIT化のベストな相談相手とは

中小企業にとっては、次のところが気軽に相談できる相手ではないでしょうか?

  • ITベンダー
    既に使用しているシステムがあれば、そのシステムのITベンダーに相談することになるでしょう。
  • 公的支援機関
    現在、公的支援機関のほとんどでIT(デジタル)の相談を受け付けています。大体が無料なので利用されることも多いでしょう。
  • 公認会計士・税理士、金融機関
    担当されている公認会計士・税理士や金融機関は、貴社の事務所に訪れて様々な相談に乗って頂けるので気軽に相談できるでしょう。
  • 経営者仲間
    経営者仲間からは貴社に身近な情報を聞くことができるので、相談することも多いでしょう。

しかしながら、これらの中で、貴社の利益のことを100%優先して相談に乗る相手はいるでしょうか?

自社のシステムを使ってもらうことが前提であったり、数多くの相談案件をこなすことが目標であったり、本業ありきの相談であったりすると思います。立場上仕方の無いことですが、他に優先することが存在してしまいます。

そこで、ITコーディネータは、中小企業のIT支援を専門としており相談相手として最適です。

弊社は、企業数を限定しており、貴社の支援に集中し、経営を良くすることを最大の目的として行動いたします。

IT導入の効果は?

一般的にITを導入すると、次の経営課題を解消する効果があると考えられます。

  • 生産性の向上
  • 業務の効率化
  • コストの削減
  • 売上の拡大

また、副次的に次のような効果も期待できます。

  • 働き方改革
  • 取引先の連携強化
  • 組織風土の改革
  • 顧客満足度の向上
  • ビジネスリスクの低減

では、貴社がITを導入するとどのような効果が見込まれるのか?それは残念ながら一概には言えません。貴社の現状、そして将来のあるべき姿、また現状と将来の姿の間に存在する課題、これらを分析して初めてどのような効果があるかを推測できます。

CM等で「○○を導入したら△△の効果がある」みたいなフレーズを耳にすると思いますが、全ての会社に当てはまるわではありません。貴社には効果が無い可能性もあります。

実際にIT投資の効果が出ていない企業もあります。次の図は、売上高IT投資比率と労働生産性の伸び率で企業をプロットしたものになりますが、IT投資をしているにも関わらず、労働生産性の伸び率が下がっている企業も多数存在しています。

売上高IT投資比率と労働生産性の伸び率
売上高IT投資比率と労働生産性の伸び率
(出典)中小企業庁「中小企業白書2021年度」(一部編集)

IT導入の効果を十分に得るためには、しっかりとした下準備が必要になります。

弊社は、貴社の経営課題を解決するのに有効なITを選べるように、また、効率良くITを導入できるように支援いたします。