SEO対策のやり方~小規模事業者が自ら行ってみた実践事例~
SEO対策のやり方~小規模事業者が自ら行ってみた実践事例~
目次
SEO対策のやり方を自ら実践する意味
SEO対策のやり方については、書籍が多く出版されており、関連の記事が書かれたホームページもたくさん存在しています。しかしながら、Googleなどの検索エンジンの評価基準が定期的に変更されるため、それらは必ずしも正しい情報になっていないことがあります。変化に対応するためには、自ら試行錯誤してホームページを育てる必要があると考えています。
本コラムを読んでわかること(2023年4月1日追加)
本コラムは、SEO対策を自ら実践することを考えている方に向けて記載しています。
本ホームページにおいてSEO対策を実践しており、その方法と結果を追随することで、次の質問の答えに繋がるはずです。
- SEO対策はどのようにすれば良いか?
- SEO対策を行った結果どのようなことが起きるのか?
留意事項:
私は中小企業にデジタル化支援を行っていますが、SEO対策やホームページ等のWEB関連については専門ではありません。なので、SEOの知識は最新のものではなく間違えているかもしれません。最新かつ正確なSEO関連の知識が必要な方は書籍や他のサイトをご確認ください。
SEO対策とは
SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、対象のホームページを狙ったキーワードにおいて上位に表示させるために、ホームページを最適化することです。
検索上位に表示されれば、ホームページにアクセスしてもらえる可能性が高まります。
ホームページを作成する際には「アクセス数を増やしたい」「申込み・問い合わせを増やしたい」といった目的があると思いますが、それらを叶えるためにはGoogleやYahoo!で上位に表示されることが必須だと思います。
SEO対策でやる事と取り掛かるタイミング(2023年4月1日追加)
ホームページを作成する時からSEO対策を行わなければなりません。ホームページを作成した後も、定期的、非定期的に更新しSEO対策を続けることが必要です。また、作成したホームページ以外に、関連するコンテンツのホームページを作成し内部リンクで結びつけることでSEO対策なります。
SEO対策のやり方
SEO対策には、大きく2つの対応があり、Googleに検索で見つけてもらうための対応と、検索順位を上げるための対応があります。
Googleに検索で見つけてもらうための対応
1.キーワードの選定
検索で見つけてほしいキーワードを選定します。もっとも重要な作業になると思います。
- 検索に適度に使われている
根拠:そもそも検索されないと誰にも見てもらえません。 - 検索されるサイト数が少ない、かつ、上位のサイトのSEO対策が強くない
根拠:検索結果が上位に表示されないとアクセスしてもらえません。ライバルが多かったり、強力だと上位に持ってくるのは至難の業です。
1語だけではライバルサイトが多くなるので、大体2~3語で考えます。
私は、キーワードを探すために、次のWEBサイトを用いています。
- ラッコキーワード
1語を入力すると、その単語を含めて検索されているキーワードを表示してくれます。 - aramakijake.jp
キーワードを入力すると検索数を調査・予測してくれます。 - Google検索
キーワードで検索すると、ライバルサイトの数が確認できます。
どれぐらい検索数があれば良いかとライバルサイトがどれくらいなら適切かは、経験を積まなければわかならないところです。ホームページ制作会社なら、こういったことを把握しているのかなと思います。
私の実践した経験では、「○○の事例」のように個々に特色のでるサイトは、検索順位が少し低くてもアクセスがあるように感じています。なので、多少ライバルサイトが多くても検索数があればキーワードとして選んで良いかなと思います。
「○○とは」と言った解説サイトは、どれも内容が似たり寄ったりになるので、上位にならないとアクセスがされないように感じています。検索数が多くてもライバルサイトが多いと選んでは駄目かと思われます。
2.SEO対策を意識したホームページの内部設計
ホームページを狙ったキーワードでの検索で表示させるには、Googleにホームページのキーワードを見つけてもらう必要があります。そのためには、Googleにキーワード見つけてもらえるように、ホームページの内部にキーワードを書き込む必要があります。
その際、特に重要なるのが、「タイトル」、「見出し」、「メタディスクリプション」への書き込みです。
タイトル
検索結果で表示されるホームページの名前となります。タイトルにはキーワードを必ず書き込む必要があります。検索結果で表示される30文字程度にまとめるのがベストです。
私の失敗経験ですが、検索結果において、タイトルに設定した文章とは違ったものが表示されていたことがあります。これは、文字数が多かったり、同じ単語の繰り返しとか適切な文になっていなかったりすると、Googleが勝手にホームページ内の別の文章をタイトルに使うようです。私が経験したものでは、タイトルが長かったので(70文字ぐらいあり)、一番最初にある「見出し」が使われていました。
メタディスクリプション
検索結果で表示されるホームページの要約文になります。メタディスクリプションにはキーワードを必ず書き込む必要があります。検索結果で表示される文字数はPCで110~130字程度、スマホで60~80字程度であり、60文字ぐらいまでにキーワードを書き込み、120文字程度にまとめるのがベストです。
私の失敗経験ですが、検索結果において、メタディスクリプションに設定した文章とは違ったものが表示されていたことがあります。これは、文字数が多かったり、適切な文章でないと、Googleが勝手にホームページ内の別の文章をメタディスクリプションに使うようです。私が経験したものでは、WordPressの初期設定で、ホームページの全ての文章をそのままメタディスクリプションに設定しており、表示には途中の一文(ホームページの意図が伝わらないような箇所)を使われていました。
見出し
一番最初の見出しにはキーワードを必ず書き込む必要があります。タイトルの項目に記載しましたが、Googleはタイトルに不備があると判断すると、見出しを検索結果の表示に使うようなので、重要度は高いと考えられます。
他の見出しにもキーワードを書き込んだ方が良いとか、h1タグを使った方が良いとか、あるようですが、私は、いまいち効果を感じられていません。ホームページ制作会社なら、見出しによってSEOが良くなることを証明するデータを持っているのかなと思います。
検索順位を上げるための対応
1.良質な内容
ホームページの内容が良質であれば検索順位が上位になります。アクセス回数が多い、滞在時間が長いが良質な内容であることの判断になっているようです。文章の題材や文章の構成などを良くすることが重要になります。つまりはマーケティング力や文章力が必要になるところです。
システマティックな話だけ取り上げますと、「文章量」、「リンク」、「モバイル対応」を気を付ける必要があります。
文章量
ホームページへの滞在時間が長いと、良質な内容と判断してもらえるようです。どれぐらいの文字数がベストなのかは分かりませんが、追い抜きたい上位のサイトの文字数より多くする必要はあると思います。
内部リンク、外部リンク
自社サイト内の別ページへのリンクが内部リンクであり、外部のサイトへのリングが外部リンクです。自社サイト全体で良質な内容にまとめることが重要で、またその際には外部サイトの情報を引用することも必要になってきます。その際にリンクを貼りページの遷移をしやすくします。そうすることで結果的に良質な内容になっていきます。
ほとんどの検索上位ページが、内部リンクや外部リンクを貼っているので、もし作成したホームページが1つもリンクを貼っていないようでしたら見直した方がよいかもしれません。
私の経験ですが、似たようなキーワードで作成したページに内部リンクを貼ると、検索順位が上がるような感じがします。また、外部リンクを貼ったページは検索順位が高くなる傾向が感じられます。感覚的なものなので正しいかはわかりません。ホームページ制作会社なら、これらを実証する統計データを持っているのかなと思います。
モバイル対応
スマホやタブレットから使えるようにモバイル対応されていないと検索順位が下がるようです。弊社サイトの場合、パソコン70%、スマホ28%、タブレット2%の割合で閲覧されています。モバイルに対応していないと閲覧数も減少しますので必ず対応する必要があります。WordPressを使っていれば、細かな設定を考えることなくモバイル対応ができます。
2.被リンク
被リンクは外部サイトから自社サイトに向けられリンクのことです。良質なホームページは、外部から多く参照されるという考えのもと、被リンクが多いことは良質である証になります。
しかしながら、自ら被リンクを貼ることはできませんので対策しようがありません。
しかも、悪質なページからのリンクを貼られてしまうと自社サイトの評価が下がり検索順位が下がることもあるそうです。これを逆手に取った攻撃もあるそうです。知らないサイトから被リンクが貼られていたら確認し、危なそうならGoogle Search Consoleで外すことができます。
SEO対策をしている会社の営業からリンク貼りますと言われたことがあります(丁重に断りました)。被リンクはリスクもありますので慎重になる必要があります。
3.環境について
ホームページ(サイト)の速度
ホームページを読み込む速度も重要です。速度を上げるためにはホームページの容量を少なくすることや、サーバー自体の性能を上げることが考えられます。ホームページの容量を少なくするには、画像は圧縮して容量を抑えたり、動画はYouTobeへリンクさせたりして対応することができます。
ホームページの表示速度の確認方法 (2023年3月25日追加)
ホームページの表示速度を測定・評価する分析するには、Googleが無料でサービスを提供している「PageSpeed Insights」を利用します。
【使い方】
ホームページのURLを記入して、分析ボタンを押すだけです。
【診断結果】
ホームページの評価
ホームページを、パフォーマンス、ユーザー補助、おすすめの方法、SEOにおいて、100点満点中何点かで評価してくれます。
表示速度
下記の分類で計測されます。
First Contentful Paint:
テキストまたは画像が初めて描画されるまでにかかった時間
Largest Contentful Paint:
最も大きなテキストまたは画像が描画されるまでにかかった時間
Total Blocking Time:
タスクの処理時間が 50 ミリ秒を上回った場合の、コンテンツの初回ペイントから操作可能になるまでの合計時間
Cumulative Layout Shift:
ビューポート内の視覚要素がどのくらい移動しているかを測定する指標
Speed Index:
ページのコンテンツが取り込まれて表示される速さ
診断結果
問題点と改善内容を診断してくれます。
「PageSpeed Insights」で分析すると、問題点や改善方法も教えてくれます。しかしながら、SEOの専門家でない一般的な小規模事業者にとって、記載された内容を理解し改善策を取ることはとても困難だと思います。
そこで、比較的簡単な次の改善策だけでも行うことお勧めします。
・画像の軽量化を行う
画像の軽量化が一番簡単な表示速度を改善するための方法です。具体的には、画像ファイルをgifやjpg、pngといった圧縮率の高いファイル形式に変えます。また、Googleが推奨しているWebp(ウェッピー)というファイル形式を使うとより軽量化できますが、表示に対応していないブラウザもあるので注意が必要です。
サイトのSSL化
SSL化とは、データ通信を暗号化することです。Google公式が暗号化を検索順位の評価基準にしていると名言しており、暗号化すると検索順位が上がるようです。
コンテンツに関するSEO対策のやり方(2023年3月11日追加)
ホームページのコンテンツ(記事等)と検索順位には深い関係があります。
Google検索セントラルの「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」にて、「Google の自動ランキングシステムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。」とあるように、コンテンツにより検索順位が上がったり下がったりします。
有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成のホームページはこちら
そのため、コンテンツは次のような方針のもと作成することを望ましいと考えます。
①読者のためになる情報を意識して作成する
②Googleのガイドライン違反にならないコンテンツを作成する
基本的には、読者を無視したコンテンツをGoogleが低評価にするので、読者を意識したコンテンツを作ればおのずと順位が上がるはずです。
①読者のためになる情報
読者のためになる情報とは、どんなものかは一概には言えないと思います。なので、それぞれが思う読者のためになる情報をコンテンツに記載することで良いのではないかと思います。
「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」にて、良質なコンテンツにするためのポイントが質問形式で示されています。検索順位が上がらない、もしくは下がった場合は、これらのポイントを元に修正すると改善されると思います。
上位ページのコンテンツ確認(2023年4月23日追加)
評価されるコンテンツが具体的にどのようなものかを見つけるときに参考となるのは、やはり検索上位ページになります。上位ページを確認して同じようなコンテンツが書かれている場合には、検索エンジンでそのコンテンツの評価が高い可能性があります。そのコンテンツを自ページに盛り込むのも評価を上げる対策です。
※ただし、注意することとしては、同じ文章やすこし変更したぐらいの文章を使ったりすると、模倣ページとして扱われ評価が低くなる可能性があります。
キーワード「SEO対策 やり方」で確かめた例では、
「SEOとは」「SEO対策とは」「SEOのメリット」「SEOのデメリット」
等のコンテンツがほとんどのサイトで記載されていましたので、これらが評価されるコンテンツではないかと推測されます。
②Googleのガイドライン違反にならないコンテンツ
Googleのガイドライン違反に当てはまってしまうと、検索順位は一挙に下がります。どのようなものが当てはまるかは、Google検索セントラルの「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」に示されています。
Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーのホームページはこちら
作った本人に違反する意図がなくても、判断されてしまうことがあるかもしれません。どのようなことが違反になるかは知っておいた方が良いと思います。
コンテンツ更新後に検索順位が下がった場合の対応
コンテンツ更新後に検索順位が下がる場合は意外と多いです。日々1~10位ぐらいは変動するのですが、コンテンツ更新後に20位以上変動すると、そのコンテンツが原因ではないかと思われます。
「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」を参考にして、コンテンツを修正することが理想です。おそらくホームページ作成のプロの制作会社に頼んでいる場合は短期間で修正してくれるはずです。
しかしながら、事業者自ら行っている場合は、原因を突き止めて修正するまでのことを、やる時間もやる知識もありません。なので、更新する前に戻してしまうことが先決だと思います。元に戻してしまえば、時間が掛かりますが徐々に順位が回復するはずです。本ホームページも一度大きく順位を落としましたが、コンテンツ削除後にはしばらくして戻りました。順位を落としたコンテンツの修正は諦めて、新たなコンテンツを作成する方が良いと思います。
とつぜん検索されなくなってしまったら(2023年5月20日追加)
ある日とつぜん検索結果に表示されなくなってしまうことがあります。
検索されないページになってしまうと、(わざと検索されないようにしているページは除きますが)そのページの存在価値が無くなってしまいます。一生懸命苦労したものであればあるほど、大きな絶望感に襲われるのではないでしょうか。
まずは、次のことを疑った方が良いと思います。
- インデックスから削除されている場合がある
- 低品質な外部リンクによりサイト全体の評価が下がっている場合がある
インデックスから削除されている場合
インデックスから突然削除されてしまうことがあります。そのためまず最初にインデックスに登録されているかを確認した方が良いと思います。
本ページも2023年5月8日に、インデックスから削除されてしまっていました。前日までの2週間ぐらいは何も更新していなかったのに本当に突然生じました。
1.インデックスに登録されているかの確認の仕方
- Google検索で、site:https://(サイトのURL) で検索する
インデックスに登録されていないと、「site:https://(サイトのURL)に一致する情報は見つかりませんでした。」との検索結果が表示されます。 - Google Search ConsoleのURL検査で確認する
2.インデックスに登録されていなかった場合の対処
該当のページが、Googleのガイドライン違反に当てはまってしまっているかもしれません。
Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーのホームページはこちら
この中でも「クローキング」、「キーワードの乱用」、「無断で複製されたコンテンツ」は、気付かずに行っている可能性が高そうです。本ページは「キーワードの乱用」と判定されたかもと思っています。
ただ、どの違反に当てはまっているかを確実に知る方法はありません。故意にしないと違反できなさそうなものもあります。SEO対策の専門家で無い限りは判断が難しいと思います。
自ら解決するには、コンテンツ内で怪しい箇所の削除や変更を行い、インデックスに登録されるまで頑張るしかないかなと思います。
本ページも、インデックスから削除された直前に更新した箇所を元に戻すことで復活しました。
低品質な外部リンクがある場合(2023年6月24日追加)
2023年5月26日にサイト全体で検索順位が低下しました。外部リンクを確認すると低品質と思われるものが十数件ありました。
被リンクを外す対応をしましたが、即座に効果がでるわけではないので経過観察中です。
1.外部リンクの確かめ方
Google Search Consoleにて、どのページにどの外部URLからリンクが貼られているかを確かめることができます。
しなしながら、外部リンクの中には自サイトの評価を高めてくれるものもあり、どの外部リンクが低品質かどうかを見極めるのは難しいと思います。
私は、外部リンク先を確認して次のようなページであれば低品質と判断しています。
- そもそも画面に表示されない
- ネットショップ(何かを販売しているページ)
- 自サイトのコンセプトと一致しない
2.外部からの被リンクの外し方
Google Search Consoleの否認ツールを使用します。
外したい被リンクの一覧をテキストファイルに記載して、そのファイルをアップロードします。
ただし、いつ被リンクを外したかは、連絡等が無く知ることができません。
検索結果でクリックしてもらう方法(2023年2月18日追加)
SEO対策とはちょっと違うかもしれませんが、SEO対策の「ホームページをより多くの人に見てもらう」ことと目的が同じなので、検索結果でクリックしてもらう方法も取り上げたいと思います。
- タイトルを魅力あるものにする
検索結果の画面で初めに目にするのがタイトルになります。内容を読みたくなるような魅力的なタイトルを付けることで、クリックをしてもらえる確率が高まるとされています。 - 説明文を魅力あるものにする
検索結果の画面では、タイトルにあるホームページの説明文が表示されます。ここには大体はメタディスクリプションが表示されます。(Googleが勝手にホームページ内の別の文章を表示させることもあります。) ここもタイトルと同じく魅力的な文章にすることでクリックをしてもらえる確率が高まるとされています。
しかしながら、Googleにキーワードを認識させる文章にすることと、クリックしたくなるような文章にすることを同時に行うことになり、かなりのセンスを要求されることになります。ホームページ制作会社なら、適切なタイトルや説明文を考案してくれるのかなと思います。
SEO対策のやり方の実践事例
環境の情報
サーバー | レンタルサーバー「ConoHa」 |
SSL化 | 実施済み |
HP作成ツール | WordPress + Lightning |
ページのSEO対策状況は、WordPressの「All in One SEO(AIOSEO設定)のページ分析」を参考にします。
計測用のサイトには次を使用します。
- Google Analytics
ページに訪れたユーザーの情報等を解析できます。 - Google Search Console
どんなキーワードで検索されているか等を確認できます。 - SEOチェキ!
ホームページの指定したキーワードでの順位を調べることができます。 - パワーランクチェックツール
ドメインパワーを確認できます。ドメインパワーが強いほど検索順位が上がるようです。
競合ページの強さ確認(2023年2月25日追加)
(2月25日以降に検索順位が著しく下がったため、この記事を2月28日に削除。3月3に再掲載。)
SEO対策をいくら頑張っても、競合ページよりGoogleの評価が上回らないと検索順位が上がりません。簡単に計測できる数値である「コンテンツの文字数」「ドメインパワー」を確認しました。
検索順位のキーワードは「SEO対策 やり方」です。
検索順位 | コンテンツの文字数 | ドメインパワー |
1位 | 27,700語 | 59.6点 |
10位 | 11,800語 | 58.9点 |
20位 | 36,200語 | 39.0点 |
30位 | 11,000語 | 67.9点 |
40位 | 8,400語 | 42.6点 |
80位 | 4,700語 | 63.3点 |
順位は、2023年2月25時点です。※80位は3月3日時点です。
これらを目安にして、本コラムを更新し、結果を計測していきます。
しかしながら、ドメインパワーが自社より遙かに高いので、40位を越えることも難しそうです。さすがにこのキーワードで1位を取るのは絶望的な感じです。どこまで順位を上げることができるか検証していきたいと思います。
実施したSEO対策とその結果
2023年2月12日までに実施したSEO対策とその結果
実施したこと
- キーワードを設定しホームページを作成しました。キーワードは「SEO対策 やり方」に決めました。
- 2023年2月12日にホームページ「SEO対策のやり方~小規模事業者が自ら行ってみた実践事例~」を公開しと、Google Search Consoleにてインデックス登録をリクエストしました。
aramakijake.jpで調べると、Googleで月間1,920の検索数があります。
Googleでの検索結果は、200万サイトあります。
ホームページの評価について
文字数 | 約5,000語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 2リンク |
ドメインパワー | 11.1点 |
AIOSEO設定のページ分析について
基本的なSEOのContent lengthがエラーです。これは文字数が少ないとエラーになります。5,000語~6,000語ぐらい記載すると解消されます。
読みやすさは、Transition wordsがエラーです。これは、接続詞(だから、つまりとか)が少ないとエラーになります。使いすぎても文章が変になるので、このエラーは無視します。
結果
2023年2月18日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が53位になりました。
「SEO対策 やり方」というキーワードはライバルが多く100位以内にも入らない(SEOチェキ!では100位以内までしか順位が確認できない)可能性もあると思っていましたので100位に入って一安心しています。
※2月14日に67位で初めて表示されました。
この結果から次のことが確認できると思います。
- タイトル、メタディスクリプション、最初の見出しに、検索してほしいキーワード「SEO対策 やり方」を記載するときちんとGoogleに伝わりました。
- キーワードによって違ってきますが、約5,000語の記事で、200万サイトある中の50位~70位に表示されるようです。
200万サイトある中での53位は一見素晴らしいように感じます。しかしながら、いくら検索順位が良くてもホームページは読まれなければ意味がありません。
次に、検索結果53位に、どれほどのクリックされる力があるかを確認しました。
本サイトは2月11日~2月15日までで、306回表示されています。
1日にキーワード「SEO対策 やり方」においては70回程度表示されていました。
では、肝心のクリック回数ですが、悲しいことに0回です。
検索順位53位で全く見向きもされていないようです。一般的に考えて、検索結果表示を10件に設定していると4,5回推移しないとたどり着けないページにあるリンクをクリックしないと思います。
結果まとめ
- 今回は狙ったキーワード「SEO対策 やり方」で検索されていることが確認できました。
- 検索順位は50位~70位に入ることはできましたが、クリックされるには至りませんでした。
今後の方針として、検索順位を上げるための対応を実施していこうと思います。
2023年2月18日に実施したSEO対策とその結果
実施したこと
- 2023年2月12日までに実施したことの結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 記事を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
ホームページの評価について
文字数 | 約6,800語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 2リンク |
ドメインパワー | 11.1点 |
AIOSEO設定のページ分析について
前回と変わらず、基本的なSEOのContent lengthがエラーとTransition wordsがエラーが発生しています。
結果
2023年2月25日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が49位になりました。
この一週間は45~49位の間で推移しておりほんの少しですが順位が上がっています。
結論づけるのは早いと思いますが、ホームページの文字数を1,800文字増やした効果はあった思います。
次に、前回とさほど順位が変わりませんが、検索結果49位に、どれほどのクリックされる力があるかを確認しました。
本サイトは2月17日~2月23日までで、916回表示されています。
1日(2月23日)にキーワード「SEO対策 やり方」においては86回程度表示されていました。
では、肝心のクリック回数ですが、前回に引き続きやはり0回です。
結果まとめ
- ホームページの文字数を増やすと検索順位がわずかではありますが上がりました。
- 検索順位は40位~50位に入ることはできましたが、クリックされるには至りませんでした。
今後の方針として、記事を増やしホームページの文字数を増やそうと思います。
2023年2月25日に実施したSEO対策とその結果
実施したこと
- 2023年2月18日に実施したことの結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 記事を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 外部リンクを1つ、内部リンクを1つ追加しました。
(緊急事態発生)
2023年2月25日に記事を更新した後、順位が著しく下がった(圏外になったため)、2月28日に記載した記事を削除しました。この状態で順位の変動を確認します。
記事を削除した結果
3月1日は89位、3月2日は80位と100位内には戻ってきました。
記事が悪かったのか、たまたまグーグルの評価項目が変わって評価が悪化したのかは不明です。記事を少しづつ戻して順位を確認していこうと思います。
記事を再掲載した結果
3月3日に「競合ページの強さ確認」の記事を再掲載しましたが、3月4日の順位は79位で大きくは下がりませんでした。
3月4日に「SEO対策でのドメインパワーの重要性」の記事を再掲載した結果、3月5日に大きく順位(100位以上)を落としました。
再度、3月5日に「SEO対策でのドメインパワーの重要性」の記事を削除しました。
再掲載した記事を削除した結果
3月6日には68位と順位は戻ってきました。他にも要因があるかもしれませんが、記事の内容が影響した可能性が高いと考えられます。
2月25日 記事追加⇒結果:順位を大幅に落とす
2月28日 記事削除⇒結果:順位が少し回復
3月4日 記事再追加⇒結果:順位を大幅に落とす
※Google Search Console上の表示は順位の平均値であり、落ちているように見えませんが直ぐに記事を削除ので回復が早かったためだと思われます。
3月5日 記事削除⇒結果:順位が元通りになるまで回復
結果
2023年3月11日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が41位になりました。
2月25日以降、大きく順位を下げましたが、悪影響を及ぼしたと思われる記事を削除することで順位が戻りました。
また、「SEO やり方」での検索順位は28位でした。なぜかキーワードから「対策」が無い方が検索順位が上です。
次に、現状このページにどれほどのクリックされる力があるかを確認しました。
本サイトは2月26日~3月9日までで、1,513回表示されています。
1日(3月9日)にキーワード「SEO対策 やり方」「SEO やり方」「SEO 対策 やり方」においては合計98回程度表示されていました。
では、肝心のクリック回数ですが、なんと2023年3月7日に1回ありました。検索結果でクリックされたのはこれが初めてです。キーワードは「SEO やり方」であり、検索順は28.8位でした。30位位内であれば見てもらえる可能性があるということかもしれません。ちなみに閲覧時間は1秒でした。ちらっと見て直ぐに離れたようです。そこは残念ですがクリックしてくれてありがとうございましたと伝えたいです。
結果まとめ
- 新たな記事を追加した際に、検索順位が大きく下がることもあることがわかりました。
- 検索順位は30位内に入れば、クリックされることがありそうだということがわかりました。
今後は、ただ単に文字数を増やすことを考えるのではなく、良質なコンテンツになるように更新をかけていこうと思います。
2023年3月11日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年2月25日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 記事を追加し、ホームページが(自分の中で)良質な内容になるように対応しました。
- Google検索セントラルへの外部リンクを2つ追加しました。
ホームページの評価について
文字数 | 約11,100語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 4リンク |
ドメインパワー | 6.8点 |
文字数は1万語を超えました。ドメインパワーは前回から大幅に下がっていますが、原因までは掴めていません。文字数を増やしたとしても順位が下がることがあるので経過を注視したいと思います。
AIOSEO設定のページ分析について
前回から基本的なSEOのContent lengthがエラーは消えました。読みやすさのTransition wordsがエラーは残ったままです。
結果
2023年3月25日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が73位でした。
3月13日に付けた40位が最高順位で、その後は67位まで下がり一時期47位まで順位を上げましたが、そこからまた下がり初めて73位になりました。2週間で大きく変動しており、何が悪影響を及ぼしているかよく分かりません。
次に、現状このページにどれほどのクリックされる力があるかを確認しました。
本サイトは3月11日~3月23日までで、1,932回表示されています。
1日(3月23日)にキーワード「SEO対策 やり方」「SEO やり方」「SEO 対策 やり方」においては合計82回程度表示されていました。
では、肝心のクリック回数ですが、2023年3月16日に1回ありました。キーワードは「seo 中小企業診断士」であり、検索順は12.5位でした。こちらで狙ったキーワードではないので見てほしい方には届いてないかも知れません。
結果まとめ
- この2週間での順位変動が大きく、何が引き金になっているかが分かりませんでした。
- 初期の頃から文字数が2倍になりましたが、順位上昇には結び付きませんでした。
2023年3月25日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年3月11日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 記事を追加し、ホームページが(自分の中で)良質な内容になるように対応しました。
- PageSpeed Insightsへのの外部リンクを1つ追加しました。
ホームページの評価について
文字数 | 約13,300語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 5リンク |
ドメインパワー | 7.4点 |
ドメインパワーは前回から少し上がっています。最近、順位が下がり続けているので経過を注視したいと思います。
AIOSEO設定のページ分析について
前回に引き続き、読みやすさのTransition wordsがエラーは残ったままです。
結果
2023年4月1日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が71位になりました。3月25日以降順位は下がり続けて3月31日には98位まで落ちています。もちろんこの間のクリック回数は0回です。
ただ単にコンテンツを追加し文字数を増やすだけでは順位は上がらないようです。
結果まとめ
- この1週間での順位が下がり続けもう少しで圏外(100位以下)になるところでした。
- 単純に、記事を追加し文字数を増やすだけでは順位は上がらず、逆効果になっている可能性もあります。
2023年4月1日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年3月25日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 一部の記事内容を変更し(自分なりに)読者のためになるように変更しました。
- 図による説明で分かりやすくすると評価が良くなるそうなので、図による説明を追加しました。
結果
2023年4月21日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が92位になりました。この3週間徐々に順位が下がっています。全く上がる気配無くこのままでは圏外(101位以下)になりそうな勢いです。もちろんこの間のクリック回数は0回です。
結果まとめ
- 順位が下がり続け、上がる気配が全くありません。
- 図を増やした効果は今のところ感じられません。
SEO対策は更新してから評価されるまで時間が掛かるとの説明もあるので、継続し監視していきます。
2023年4月23日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年4月1日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 上位ページでよく記載されているコンテンツ(SEOのメリット・デメリット)を追加しました。
ホームページの評価について
文字数 | 約15,200語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 5リンク |
ドメインパワー | 12.1点 |
ドメインパワーは前回から上がっています。しかしながら、検索順位が下がり続けているのであまり影響がないのかもしれません。
(緊急事態発生)
2023年5月8日にインデックスから外されてしまいました。その結果、ページ自体検索されなくなりました。
2週間ほど前に行ったコンテンツの追加以外に何も変更していないため、追加したコンテンツが影響しているものと思われ、5月10日に更新部分を削除しました。その結果、5月11日に復活しました。
更新したコンテンツが、Googleのガイドライン違反に当てはまると判断されたかもしれません。
また、本当にコンテンツの影響を確かめるため、5月12日に再び同じ内容のコンテンツを追加し様子を見ましたが、インデックスからは外れることはありませんでしたが、5月29日に「SEO対策 やり方」で圏外になったために再び削除しました。
結果
2023年5月20日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位が56位になりました。この1ヶ月間で徐々に順位が上がっています。ただし、5月8日~10日の間は、インデックスから外されて全く検索されなくなりました。
この要因として推察できることは、4月末頃(具体的には4月28日)、他のページも含めて一斉に検索順が上がっていましたので、サイト自体の評価が上がったためと思われます。
また、4月23日に更新したコンテンツは、なんらかのペナルティを受けていたのではないかと思われます。
この間のクリック回数は相変わらず0回です。
2023年5月20日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年4月23日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 「とつぜん検索されなくなってしまったら」を追加しました。
ホームページの評価について
文字数 | 約17,000語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 6リンク |
ドメインパワー | 11.8点 |
結果
2023年6月24日時点で 「SEO対策 やり方」での検索順位は圏外(100位以下)になりました。5月27日に圏外になりそのままの状態が続いています。
こうなってしまった原因は掴めていません。直近に追加したコンテンツが悪さをしていると思い、4月23日や5月20日に追加したコンテンツを削除したりしましたが改善する兆候が見られませんでした。
結果まとめ
- 検索順位が圏外になり、100位以内に戻ってくる気配がありません。
- コンテンツ以外の影響も考えられます。
内部リンクや外部リンクの整理も行い、検索順位が戻るように努力します。
2023年6月24日に実施したSEO対策とその結果
SEO対策で実施したこと
- 2023年5月20日に実施したことのその結果を追加し、ホームページ内の文字数を増やしました。
- 「低品質な外部リンクがある場合」を追加しました。
ホームページの評価について
文字数 | 約17,800語 |
内部リンク | 1リンク |
外部リンク | 7リンク |
ドメインパワー | 8.1点 |
結果
検索順位が100位以内に入れるように日々対応する予定です。100位以内に戻れば結果をまとめます。
SEO対策やホームページ等のWEB関連については本ページに記載している実践からの経験ぐらいしかアドバイスできませんが、弊社は、(WEB関連以外の)デジタル化で経営課題をどのように解決していくかの計画立案や運用改善の支援を行っています。企業のデジタル化に課題があり解決させたい場合には、弊社が支援致します。お気軽にお問い合わせください。
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